しみ・ほくろのレーザー後はいつからメイクできるのか?

顔のしみやほくろが気になって、思い切ってレーザー治療を受けたという方も多いのではないでしょうか?

治療後の肌はとてもデリケート。普段通りのメイクをして良いのか不安になりますよね。

 

当クリニックでは、よくご質問をいただくしみ・ほくろのレーザー後にメイクを再開できるタイミングや注意点について、ご紹介します。

これからしみ・ほくろのレーザー治療を検討していらっしゃる方は参考にしてください。

 

【レーザー治療とは?しみ・ほくろ除去の基本】

しみやほくろのレーザー治療は、美容皮膚科で広く行われている人気の施術です。

代表的なレーザーには、Qスイッチルビーレーザー、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)、ピコレーザーなどがあります。

当クリニックではQスイッチルビーレーザー、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)の2種類のレーザーを使用しています。

●しみのレーザー(Qスイッチルビーレーザー)

主にメラニン色素に反応するレーザーを照射し、しみを薄くします。施術時間は数分程度。表皮が薄く剥がれ、7〜10日でかさぶたが取れるのが一般的です。

●ほくろのレーザー(CO2レーザー(炭酸ガスレーザー))

CO2レーザーなどで皮膚を削るように除去する方法です。しみよりやや深い層まで影響するため、傷の治りには1~2週間、跡が目立たなくなるのは3~6か月ほどかかります。

 

【メイクはいつからできる?治療後の経過とタイミング】

レーザー後のメイク再開には注意が必要です。以下の目安を参考にしてください。

●治療当日はメイクNG!

施術当日は患部に赤みやヒリヒリ感があることが多く、肌が非常に敏感な状態です。

当日の洗顔・メイクは避け、当クリニックでお渡しする軟膏やテープで保護していただきます。

●かさぶたが取れるまではメイクを避けるのが理想

しみやほくろの部分にはかさぶたができるため、かさぶたが自然に剥がれるまで(約7〜10日間)は、該当部位へのメイクは避けましょう。

無理にメイクをすると、かさぶたがはがれ、炎症や色素沈着の原因になることがあります。

●他の部位は翌日からOKな場合も

患部以外の部位であれば、翌日からのメイクが可能なことが多いです。ただし、洗顔の際に患部に触れないようにするなどの配慮が必要です。

※ただし、レーザー取り放題の場合はメイクできない部分があちこちにあるため、実質メイクできないと考えていただいた方がよいかと存じます。

 

【メイク再開後の注意点】

かさぶたが取れて、メイクが可能になったとしても、しばらくの間は肌が敏感な状態。以下の点に注意しましょう。

  1. 刺激の強い化粧品は避ける
  2. 強くこすらない
  3. UVケアは徹底的に!

刺激の強い化粧品は避ける

アルコールや香料、ピーリング成分が含まれる化粧品は避けましょう。低刺激・敏感肌用のアイテムがおすすめです。

強くこすらない

クレンジングや洗顔時にゴシゴシ擦ると、せっかく治りかけた肌を傷つけてしまいます。クレンジングバームやミルクタイプなど、肌にやさしいタイプを選びましょう。

UVケアは徹底的に!

レーザー後の肌は紫外線に非常に弱く、色素沈着(炎症後色素沈着)の原因になります。

日焼け止めはSPF30以上、PA+++以上を目安にしっかり使用しましょう。ファンデーションや下地にもUVカット機能があるものを選ぶと安心です。

 

【まとめ|焦らず丁寧に、肌と向き合う】

レーザー治療後の肌はとても繊細です。メイクの再開時期は「かさぶたが取れてから」が基本の目安。無理せず、肌の状態に合わせてメイクを始めましょう。

そして、紫外線対策と保湿ケアはしっかりと。ほんの少しの配慮が、きれいな仕上がりとトラブル回避につながります。

 

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