多汗症
以下のような方が美容クリニックで多汗症治療を受けています
- 露出が多い時期のワキ汗が気になる
- シャツの汗ジミや臭いが気になる
- 制汗剤は試したがあまり効果がない
- 汗が気になる季節だけでも何とかしたい
- 手術するのは怖い
- なるべく早い段階で効果が出てほしい
発汗の仕組みとボツリヌストキシンの作用
交感神経の働きが活発になると、神経伝達物質(アセチルコリン)が放出され、汗腺を刺激し汗がでます。そこから分泌された汗に細菌が繁殖すると、ニオイが発生する原因になったり、衣類に汗染みがついたりします。
ボツリヌストキシンは、アセチルコリンの放出を抑える作用があり、汗腺の働きを弱めることで発汗を抑制します。
※ただし、効果は永久ではありません。注射後数日~1週間ほどで効果が出現し、およそ6カ月間持続します。
施術後の経過
- 注入後2~3日目より汗腺の働きが弱まり汗の量が減ってきます。
- 効果の持続は約半年間ですが、脳からの刺激等にも左右されますので個人差があります。
- 注入部に内出血が起きますが、数日で消退します。
多汗症Q&A
Q1.注射は痛いですか?
→痛みはありますが、十分冷やしてから注射するので我慢できる範囲です。
→痛みが苦手な方は麻酔クリーム(別途料金必要)を塗ってから注射することも可能です。
Q2.施術後、お風呂に入れますか?
→当日は長時間の入浴は控えていただきますが、シャワー浴は可能です。
→注射部位の腫れや内出血がなければ翌日から入浴可能です。
Q3.注射で汗が減ったところ以外の発汗は多くなりますか?
→可能性としてはあるかもしれませんが、注射のせいで他の部位の汗が増えた方というのはほとんどいらっしゃらないです。
Q4. 全く汗をかかなくなりますか?
→発汗は人間にとって体温調節を担っているので、脳の働きに左右されます。
ただし、汗の量は減っているので気にならない程度になっていきます。